時間の使い方にも主体性を発揮する
(第144話)時間の使い方にも主体性を発揮する
忙しいを言い訳に常に課題を先送りするのは成長が止まる会社
忙しい中でも時間を決めて課題に取組むのが成長し続ける会社
「ヒーズの時間を取っています!」
平均すると月2回のペースで打合せをやっているクライアントさん。
先日打合せした際、各セッションの間も自分で時間を作って、経営課題に取組んでおられる旨、話をしてくれました。
我々は打合せの際、最後に「では、次回までにこれをやってみましょう」ということを決めます。
1回の打合せは約2時間。
その間は経営者と真剣に向き合っていろいろな課題についてディスカッションします。
その場で結論が出ることもあれば、次回の打合せで引き続き検討するということもあります。
いずれにせよ、2時間打合せをしたからといって、会社の業績が急に良くなる訳ではありません。
大事なのは打合せが終わった後に、経営者がどういう行動を取るかです。
もちろん、課題が出ても、忙しくて取り組めないということもあります。
特に我々の場合は、重要だけれど緊急ではないことに重点を置いてご支援しているため、場合によっては、次の打合せの時に、経営者が「まだ手をつけていないんです」と回答することから始まる時もあります。
しかし、比較的早く成果が出ている経営者に共通していることは
意識的に時間を作って、重要だけれど緊急ではないことに取組んでいる
ということです。
冒頭でご紹介したクライアントさんも、手帳に「ヒーズの時間」と記入することで、その時間だけは集中的に自分がなすべき課題に取組んでいるとのことでした。
このコラムも今回で第144回になりますが、続けていられる秘訣の一つは、「毎週火曜日に更新する」とやる日を予め決めていることです。
仕事の関係で、火曜日の中で朝一に更新したり、昼過ぎに更新したりとずれることはあります。
けれども、火曜日という枠の中では必ず更新するようスケジュールを調整しており、それはたとえ火曜日が休日であっても続けています。
時間はすべての人間にとって平等に与えられています。
そして、その時間を何に使うかは本人が主体的に決めるのがベスト。
取組むべき課題を先送りにするのか、面倒でも時間を決めて自ら主体的に課題に取組むのか。
数ヵ月経つとその差は歴然と出てきます。
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