会社としての免疫力を高めて、リスクを取る|成長支援部からの提言(第203話)

会社としての免疫力を高めて、リスクを取る|専門コラム「成長支援部からの提言」

会社としての免疫力を高めて、リスクを取る

(第203話)会社としての免疫力を高めて、リスクを取る

リスクに怯えて、やるべきことを等閑にするのは成長が止まる会社
リスクに備えて、やるべきことを習慣にするのが成長し続ける会社

会社としての免疫力を高めて、リスクを取る

今年は例年になく、インフルエンザが流行っているように感じます。

先月から今月にかけて、弊社でも合計で3回ほど、インフルエンザが原因で打合せが延期となりました。


先日テレビで見かけた専門家の先生によると、「家庭や職場でインフルエンザになった人がいると、周囲の人はほとんどインフルエンザに感染している」、一方で、「インフルエンザに感染した人がすべて発症するとは限らない」とのことでした。

つまり、感染と発症は別ものであり、免疫力が強ければ、インフルエンザに感染しても、高熱が出ないという訳です。

言い換えると、疲れ等が溜まって、体力が落ちている時など、インフルエンザの感染と免疫力の低下という条件が重なって初めて、インフルエンザの症状が出ることになります。


これを会社経営に置き換えて考えてみると、リスク要因の発生と対応力の低下という条件が重なって初めて、リスク要因が問題を引き起こすことを意味します。


何か新しいことを始める時に、リスクは必ずつきものです。

新商品を出しても、売れるとは限りません。

新しい販路は、今までの販売先と比べると、クレームが多い可能性もあります。

また、値上げすることで、お客さんの数は減るかもしれません。


けれども、現在の売れ筋商品が今後も売れ続けるとは限りません。

大口販売先が突然倒産することもあり得ます。

また、値段を据え置くことで、利益率は低下していくかもしれません。

結局のところ、現状に留まることもリスクがあるし、現状打破にチャレンジすることもリスクが伴います。


ましてや、金利の動きや為替相場の変動など、一中小企業がどう頑張っても、一社だけではどうにもならないことは、世の中たくさんあります。

だからこそ、リスクの排除ばかりに目を向けるのではなく、リスクが顕在化しても、しっかりと対応できる力をつけることに集中すべきです。


インフルエンザ対策として、よく言われるのが、手洗いとうがいの励行。

けれども、これは最低限の対応策であり、免疫力を高めるには、日頃から食事に目をくばり、適度な運動を行い、睡眠も充分にとることが必要です。

そして、これらのことは今日一日だけ、しっかりと食事し、運動も行って、たっぷり寝るというだけでは、成果につながりません。


会社経営で言えば、

  • しっかりとした食事をする=一定水準以上の利益を確保する
  • 適度な運動で身体を鍛える=社員を育てて、組織力をつける
  • 充分な睡眠を取る=仕事にメリハリをつける



一時的な赤字が出ても、従来からの利益の蓄積があれば、業績が回復するまで持ちこたえることができます。

社長一人で頑張るのではなく、会社の組織力を活用できれば、苦境も早めに乗り越えることができます。

いつもいつも長時間労働が続いていると、いざという時の判断が鈍ります。


リスクをすべて排除するのは無理なのであれば、たとえ想定外のことが起こっても、「最後は何とかなる」と確信できるかどうか。

免疫力を高めるには時間がかかりますが、日々小さな積み重ねを行うことが最大のリスクヘッジになります。


社長が自分のコアコンセプトを知ると、会社経営にも確信が持てます。コアコンセプト・マーケティングの概要は「こちら」

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Tag: 免疫力 リスクヘッジ リスク要因 インフルエンザ 会社経営

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